iphone4とipadとデスクトップパソコン(windows)を併用すると、さらに利用価値が上がる。 最初はiphone3Gからの買い替えで、iphone4を単独で利用していた。iphoneはそれなりに利用していたのだが、外出中にiphoneで収集した情報を他のデバイスで再利用できると、利用方法が広がり利用価値が高まる。他のデバイスではWindowsのデスクトップとノートパソコンを所有していたが、なかなか「データの連携」がサクッとできる方法を探していた。
iphoneは携帯性があり、ポケットに入れて持ち運びもできる。ただ画面面積が小さいので情報を見るにはどうしても限界があった。事務所では極力書籍をデジタル化して、PDFにして読んでいるのだが、iphoneでは画面サイズが小さすぎて、PDFリーダーとしては使えない。
手軽に持ち運びできるPDFリーダーとして従来はkindleやノートパソコンを活用していたが、kindleでは拡大ができないので、文庫本程度の大きさに限られてしまっていた。一方ノートパソコンでも試してみたが、自分でいろいろ試した範囲では、そもそもまともなPDFリーダーはなかったように思える。
ノートパソコンのそれは、ドキュメント管理までは行ってくれずに、OSのファイル管理を使い、PDFをあけてからはクリック操作でページの前後を行っていた。ドキュメント管理機能は非常に高価なソフトにあったと思うが、高すぎるので購入していない。PDFを書棚に見たてたドキュメント管理は意外と重宝し、どのPDFがあるのか一目で知りたいところではあった。また、クリックでの操作性もイマイチの感があった。
外出の機会が多く、今まではいつもノートパソコンを持ち出していましたが、必ず充電器も持ち歩くので、結構かさばり、そもそも立ち上がりが遅いため、今ではipadを主に持ち歩いている。ipadなら暗証番号を入力する時間も含めて数秒だ。
いつでもどこでも気軽に使えるのがiphoneであれば、ipadはその次に気軽に使える。画面の大きさの違いこそあるが、アプリケーションは同じである。
■iphone,ipadとwindowsでのデータ共用アプリ
データ共用ができると、TPOに合わせたデバイスの使い方ができ、強力なビジネスツールとなる。以下は、実際に自分が利用しているアプリだ。
1.Dropbox テキストデータであればまずこの
dropboxがオススメ。これはWindows版にもあるため、まさにiphone,ipad,windows間でリアルタイムに自動更新される。(インターネットが繋がっている必要はある)
このDropboxはちょうどフォルダーを見ている感覚になる。Windowsでテキストを編集していて、保存すれば、Dropboxサーバー上のデータが更新される。外出時にiphone、ipadでそのまま編集を続行することも可能な便利アプリだ。自動同期のため、同期し忘れたということがない。
2.instapaper インターネットのブラウザを開いていて気になった記事があれば、instapaperにアップしておく。iphone,ipad上のサファリにinstapaperのブックマークバーにinstapaperの機能を埋め込んでおき、あるページをブラウザで開いている時にそのブックマークバーをクリックすると、自動的にinstapaperに保存されるのだ。
保存された情報は、いつでも異なるデバイスでその内容を読むことができる。
iphoneとipadはブラウザのブックマークバーではなく、単体のアプリケーションではあるが、Windowsではブラウザでinstapaperにログインすることで、読むことができる。ただし完全なHTMLのページ内容ではなく、コンテンツは文章がほとんどなる。
3.Evernote 従来は頻繁にEvernoteを使っていたが、残念ながらipadやiphoneのブラウザでevernoteにアップする機能はまだないようだ。ただ、twitterがevernoteに対応しているものがあるので、気になった記事はtwitterからevernoteにアップしている。
パソコンではブラウザにevernoteのaddonがインストールできるので、パソコンで見ていたWebページを後にiphone,ipadで参照することはできる。
4.Googleカレンダー 一番よく使う機能であり、必要な情報はGoogle側にあり、これに対応したアプリケーションがiphoneとipadと同じものを使っている。
5.i文庫HD
PDFリーダーとして使っている。
ファイルはitune経由のファイル共有機能を使って、windowsで作ったPDFをドラッグ&Dropして移している。PDFページの1ページ目が書棚に表示される。操作性もいいので自分のお気に入りである。
6.Office2 HD Windowsで作成したオフィス・ファイルをipad上で編集できる。これもファイルはituneのファイル共有機能で受け渡しをする。ただし、office2010のファイル形式は表示はできるが、編集はしたことがない。同じような機能でMac用ではNumberやkeynoteがあるが、これでもある程度の表示できる。
iphoneのOSは4.01でアプリはカテゴリ化しているが、ipadのOSが3なので、アイコンを同じように並べることができないため、アプリをいつも探してしまう。
ちなみにipadは64GBのWifiのみである。wifiのみであれば、3Gに費やす電力消費がなく、またGPSも内蔵されていないため、これも電力消費がなく、3G付きよりは軽量でとても便利。外出時にネットにつなぎたいときは、PocketWifiを使っている。このため、一度充電すると一日は持つようだ。(まる一日使っているわけではないが)
以上、ipad・iphoneについて書きましたが、まだまだ新発見などがあるので、そのときにまた書きます。
(加辺友明 ロナ・マーケティングス http://www.lona.jp)
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