この記事は2009年8月23日にCNET JAPANに投稿したものです。
今回はネットビジネスにはほとんど関係ないのですが、どうも納得のいかない高速道路1000円に対する意見を書かせていただきました。
最近休日は、おちおちと車で外出できなくなりました。渋滞が当たり前の高速道路。平行する一般道路までも渋滞。どこまで行っても1000円は、確か に休日ドライブでのコストは下がったようですが、本当に良かったのかな~?ここで得られたコスト減は、一体どれほどの経済効果が期待できるのか疑問です。
道路が混雑すれば、プリウスなどの特別なエコカーでないかぎり無駄なアイドリングが増え、排出ガスもそれだけ増え、ガソリンも無駄に消費、それより も貴重な時間さえも消費してしまうことになりあます。しかも物流面も渋滞の影響で運用効率が悪化。クリーンエネルギーとされている鉄道の利用者は減り、 フェリー会社も経営危機に陥っています。これがエコ対策の促進に繋がっているのでしょうか。
20数年前、アメリカで車を運転していました。確かにウィークデーの朝夕は渋滞するが、休日の高速道路はさして渋滞はなかった。しかも一部を除いて どこまで行ってもタダ。まあ、国土の面積が全く異なるアメリカと比較してもどうかと思うが、それにしてもこの渋滞には閉口です。
渋滞の原因は高速道路自体のキャパシティー?一般道路でのほとんど無制御な信号機?観光地への不便で狭い道路なのか?いろいろ考えてしまいます。
素人考えで申し訳ありませんが、どうせやるのなら土日ではなく、ウィークデーを1000円したほうが良かったの ではと思います。物流コストは減少し経済的にプラスとなり、過密なスケジュールで運転を強いられているドライバーも少しは恩恵が受けられそうです。たまに 遊びで遠出する際は、ウィークデーに休みを取って行った方がいいのではと思う。ワークシェアも考慮され、有給休暇の取得も促されている時代です。休日分 散。そうすれば、ウィークデーと土日の極端な渋滞差は少なくなり、全体的に高速道路の経済効果も期待できるのではと思 うのは自分だけか。(加辺友明)
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