この記事は2009年8月30日にCNET JAPANへ投稿したものです。
これは1年364日24時間を意味しています。ネット通販、コンビニなどは今まで365D24Hと文字通り 年中休みなしで運営されています。昔は正月三が日はどこもお休みで、暮れに買い出しを行い、三が日はゆっくりおせちを食べながら過ごしたものです。しか し、いつ頃からか1月1日でも多くの店は営業しており、暮れにことさら準備する必要もなくなってきました。そこでインターネットの出現です。
インターネット関連の仕事をしていると、保守・運営の現場ではいつ電話で呼び出されるかわからない状態の人は周りに多くいます。以前、連日徹夜作業 をしていてそのまま正月に突入してしまい、「せめて正月はこたつに入ってゆっくりみかんが食べたい」と仲間が言っていたのが思い出されます。正月のありが たみが感じられないのです。
そこで今思うのが、せめて1月1日は全ネット通販を休みにしても、いいのではないかと思います。全体が休みであれば、売り上げも翌日に移るだけで影 響も少ないのではと思います。またリアルの店舗でもコンビニを含めて1日を休みにしたらどうでしょう。今まで繰り上がって来た初売りは、1月2日から。そ うなると、1月1日は多くの人がゆっくり休めることになり、ネット通販の業界でも安心して休むことになります。
以前のコンピュータ業界では、多くの場合夜間になれば業務終了とともにコンピュータが停止するため、まずメンテナンス作業は夜間と決まっていました が、ネット通販となると24時間動きっぱなしなので、通常メンテナンスの場合はもっとも客の利用が少ない早朝を狙っての作業となります。もちろん正月三が 日を含む休日は休みで時間のかかるメンテナンスにゆったり割り当てることができました。当時年中無休で稼働するシステムは限られていました。
それがネット通販という新しい形態の出現で、当たり前のように年中無休で稼働しているのが現状です。10年前にネット通販のサービスをはじめて担当 したときは、唖然としました。一体いつメンテナンスすればいいんだ。お叱りを覚悟で言わせていただくと、ネット通販も統一された共通の定 休日が1日あってもいいのではと思う今日この頃です。(加辺友明)
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投稿情報: Paz | 2012/02/22 19:51